京都伏見の不動産会社プラスホームかやまです。私どもは不動産売買を専門に行っておりますがもちろん不動産賃貸をしないというわけではありません。以前の古巣も私は建築の営業ではありましたがレオパレス21という会社でしたので賃貸についての知識も持っているつもりです。
大家さんの悩みはやはり建てたマンション・アパートに人が入らないという事でしょう。もちろんよっぽどの場所じゃない限り最初は入ります。ただ、古くなってくると徐々に入らない期間が増えていく、となるともちろん家賃収入が無い期間も増えていく。みなさん大体アパートローンなど借り入れをされていますから返済は待ってくれません。プラスアルファの収入を見込んでせっかく建てたのがマイナスとなるリスクもあるのです。
そんなリスクを抑えるために大手アパートメーカーが35年一括借り上げという仕組みを作り、一世を風靡しました。私もたくさん建てていただきました。しかし、最近、〇パレスをはじめその一括借り上げを切られる家賃を下げられるという事に対して訴訟を起こしたとニュースになっていました。もはやこの35年一括借り上げは幻想なのかもしれません。
アパート・マンションなど大家業が最近よく流行っていますが、ある意味では私は賃貸経営は流行り廃りの激しい事業だと思っています。活用していない土地があるのであれば一つの手段だと思いますが、そのためには一括借り上げのように全て任せるのではなく、自分でどうすればいいのか事業計画を決めることは大切だと思います。なぜ、ここで大家業を始めるのか、周辺には何があるのか、どのような人、世帯が多いのか、どれくらいの家賃相場で、過疎化しているのかそれとも増えているのか、何か新しいものができる予定はあるのかないのかなどなどあらゆる面から見て、どこをターゲットに絞ったアパート経営をするのか考えなければなりません。
古くなったら直せばいい。直すためには大きなお金が必要です。流行のリノベーションでオシャレにすれば人は入るだろうという安易な考えでは一時的に人が増えてもまた人は減っていきます。
始める前に、また、今現在始めている方も1人で悩まずに一度地元不動産会社に相談してほしいですね。地元の事は地元に聞け!です。もちろん私たちプラスホームもいつでもご相談お待ちしております!