京都伏見の不動産会社プラスホームかやまです。たまには不動産の事も書きなさいと言うお叱りのもと、年末に差し掛かってきましたので「住宅ローン控除」について少し書いてみたいと思います。
そもそも「住宅ローン控除とは何ですか?」と言う方ももちろんたくさんいらっしゃるので、簡単に説明しますと、「住宅ローンを組まれた方は所得税をちょっと軽くしよう!」というものです。家は通常、人が買うもので最も大きい買い物なので、たくさんの人に大きな買い物をドンドンしてもらって、景気を刺激しようという政策で、10年間毎年、年末の住宅ローン残高の1%が控除されて返ってくるという大変バンザイな政策です。
色々な所で書かれていることなので、ここでは簡単に書きます。
ポイントとしては5点。
①住宅の取得等に係るローンであること(ローンの返済期間は10年以上であること)
②ローンの返済期間は10年以上であること
③住宅ローン控除の対象の借入金額の最高額は4000万円まで
(認定長期優良住宅及び認定低炭素住宅は5000万円)
④床面積(簡単に言うと建物フロアすべての面積)が50㎡以上。店舗付き住宅などでは1/2以上が適用者の居住用であること。
⑤耐火建築物(マンションなど)は築後25年以内。それ以外は築後20年以内の建物であること。
簡単に以上の条件があります。厳密には収入の面や建築診断などを受けることによって例外もありますが、その辺りは不動産会社、税理士、税務署などにお問い合わせください。
うまく使えば10年で最大500万円も返ってきます。検討材料の一つとしても大きなものがあるのではないでしょうか。ただ、絶対条件として、買った時の確定申告は必ず受けなくてはなりませんのでご注意を。