京都伏見の不動産会社プラスホームかやまです。今朝は一段と寒いですね。いよいよ12月も後半戦。今年もあとわずかです。色々やることはありますがとりあえず年賀状を作ります(笑)。
さて、実際に不動産会社に問い合わせた事のある方なら一度は聞いたことがあるかもしれません。「広告に載らない物件もありますので」というセリフ。じゃあ「なんで売りに出ているのに広告に載らないの?」と不思議に思いますよね。今日はその辺りを少し。
理由は大きく分けて3つあります。
①売主さんがあまり大々的に広告はやめてほしいという要望があるケース
中古住宅の場合はまだ、売主さんが住んでいるケースも多く、住みながら販売活動を行います。その際に、知らない人からジロジロ見られたりするのがイヤだったり、色々な事情によりご近所さんに知られるのがイヤな方もいます。
ただ、広告を打ったからといっていきなりこの家が売りに出ているとわかるケースはまれですし、そもそも広告を打たないかぎり売却出来る可能性が少なくなるので売るために不動産会社に依頼する以上、売主さんが広告をするなというケースはまれです。
②広告活動をする前に売れてしまうケース
不動産会社は物件の売却を任せていただいた段階でまず、自分のお客さんに報告します。お家を探している方はどこかしらの不動産会社に問い合わせて顧客登録している場合が多いので、その方が物件の中を見て、そのまま気に入って買うというケースは結構多くあります。
③売主さん担当の不動産会社が自分の都合で他社に広告活動はしてはいけませんと言っているケース
不動産会社の中には任された物件を自分のお客さんで売りたいがために他の不動産会社に「広告活動をしてはいけません」と伝える業者がいます。実はこのケースが最も多く、物件の囲い込みと言われ、一部報道でもよく問題として取り上げられています。なぜこのような事をするかと言えば、自分でお客さんを見つけることが出来れば売主さん・買主さん両方から手数料をもらう事が出来るため売上が倍となります。中には会社としてこれを狙い、片方の契約ではダメと指導している不動産会社もあります。完全に勝手な都合です。
以上の3つの点から広告に載らない物件が生まれます。
③のような不動産会社を見分けるポイントとしては広告、ホームページなどを見て、限られた同じ物件情報ばかり載せていないかを見て頂ければ何となくわかるかと思います。ひとつ気をつけてください。