京都伏見の不動産会社プラスホームかやまです。
不動産繁忙期に入り、家を売りたいというお問い合わせが急に増えてきました。そこでたまには不動産屋らしく少し家を売るためのコツのようなものを書きたいと思います。
空家問題が色々なニュースなどで取り上げられ、本格的な家あまりの時代が到来しています。数年前と比べ間違いなく、お家の売れ行きは悪くなっています。よほどそのお家に対してメリットを感じてくれる方がいたり、そのお家自体に他にはないオリジナリティが無い限り、価格が相場と比べて適正価格であったとしてもスムーズには売却することが難しくなってきました。
ただ、お家にオリジナリティを求めるようになってきたのはここ数年。購入された時は建売住宅を始めとする、同一規格のお家でいかに予算を抑えるかと言う時代。もしくはデザイン性や使い勝手などよりも材料に良いものを使用され、無駄が美徳とされていた時代。今とはかなりのズレが生じています。そこをリノベーションなどで今の時代に合わせていったとしても、売れるかどうかは分かりません。お家を売ると考えておられる方には本当に難しい時代です。
そこでもう一度原点なのです。昔から言われている事ではありますが「お家はご近所の方が買う確率が最も高い」のです。
賃貸では必要に応じて家を変えればいいという思いが頭の中にありますが、いざ家を買うとなると大半の方が冒険はやめようという心理が働きます。家を買うに当たって最初に決めておられるポイントが購入エリアです。お子様がいらっしゃれば学校区、ご夫婦だけであればご両親の近くや育ってきた街などそこに縁がある街を選ばれるのが昔も今も変わらない大きなポイントです。
まず、そこを大きく意識して販売活動を行う事が大切です。実際に物件があるエリアはどのようなエリアなのかを把握し、逆算して作戦を練る事が最も大切なことだと思います。