京都伏見の不動産会社プラスホームかやまです。
お家を探して実際に見に行くと「このお家ちょっといいかも」なんて思っちゃいますよね。でもそれが良いかどうか実際のところ分からない。それで悩んでいると目の前にいる営業マンが一言。「不動産というものは2つとして同じものははありません。今、決めないと売れてしまいますよ!」
プロからそう言われると「あれ、そうかも。じゃあこれに決めちゃおう!」って気分についついなりがち。でもこれよくある決めゼリフですから(笑)。ピンポイントで言ってくる営業マンは出来る営業マンだと思いますが、毎回どの物件見てもらっても言ってる営業マンもいますから(笑)。試しに、その物件はあきらめて次の日に違う物件を見に行くと、ひょっとしたらまた同じこと言われてるかもしれません。
確かに、不動産というものは2つとして同じものは無いでしょうし、悩んでいる間に売れてしまう事もあります。実際のところ、僕もお客さんが悩んでいるうちに売れてしまって後悔して、その物件の幻影がなかなかぬぐえず、他に選べないというお客さんもたくさん見てきました。でもそれは完全に僕の責任だと思います。
ただ、その決めゼリフを聞いても買うという事を決める必要はありません。買わないと決めたっていいんです。先の後悔というのは悩んでいるうちに人に取られてしまったという後悔なんです。だから買わないと決断した後なら誰かに取られたところで後悔しません。
その物件を悩んでいる、決断できない原因は何なのか。そこをはっきりさせ目の前にいる営業マンにぶつけてみましょう。意外とすぐに解決できることかもしれませんし、勘違いなんて事もよくあります。そうであればすんなり決断できるかもしれませんし、結果諦めた方が良い問題かもしれません。
詰め寄られて決断を急ぐのでは無く、決断できない原因を一緒に考えてもらいましょう。そうすれば見えてくるものもありますよ。そのためには営業マンと信頼関係を築いて楽しくお家探しする方が良いですよね。